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ベルギー=シェイプ司令部 ボスニヤのプロパイド プロミス作戦
ドイツ=第66軍事情報隊 ボスニヤのプロバイド プロミス作戦
サウジアラビア JTF-サウスウエスト アジア
マーシャル列島 プロンプト リターン
ハイチ アップホールド デモクラシー
対情報・HUMINTと派遣情報支援部隊は今や戦闘チームの不可欠な部分を構成しています。彼らは統合任務部隊の司令官達のなくてはならない“フォースマルチプライヤー”即ち戦力倍増源であります。

 

第500軍事情報旅団は主要な太平洋司令部の演習に参加しています。
演習に参加する人数は場合により1名の時もあれば25名以上の時もあります。しかし典型的な派遣隊は約12名、内訳8−10名の派遣情報部隊と2−4名の対情報・捕虜尋問官チーム、であります。
プロジェクト レイテストドーンは第500軍事情報旅団の即応態勢訓練活動であり太平洋戦域にある軍団以上の部隊に対する軍事情報支援構想に寄与する為のものであります。
レイテストドーンの主な訓練要項は次のとおりです。
・大使館付き武官事務所との協力で訓練実施国に於ける現地の環境で訓練を受けその地域に慣熟する事。
・米太平洋陸軍の優先目標国内の戦場に於ける情報準備を実行する事。
・そして、語学専門者に集中的語学訓練を行う事。

 

技術研究センター(TRC)は、インターネット、BBS掲示板システム、およびコマーシャルデータベース等の電子情報システム(EIS)のオンライン利用を行います。これにより当旅団には地上部隊指揮官が使うことができる最新で価値の高い情報を得る能力が備わります。
座間イニシアチブは太平洋向けの公開情報(OSI)の電子情報宝庫となり旅団が太平洋司令官の情報要求を満たす為の支援をします。又、座間イニシアチブは作戦レベルにおける最初の陸軍公開資料情報システム(OSIS)の要であります。
技術研究センター(TRC)は情報戦争を実践し、海外の敵対者に対して当旅団が優位に立つ事が出来得る数多くの項目に関しての情報を収集する能力が備わっています。
オンラインデータベース開発の発展分野における技術開発センターの努力は1996年8月に中央情報局長より国際情報功績部隊賞をもって認められました。

 

兵力保全に対する対情報支援は重要な旅団の任務であります。兵力保全情報は在日米軍に兵力保全情報最新版によって迅速に配布されます。最近の報告には東京でのテロ迫撃砲攻撃、訪日中の米大統領への威嚇、及び土地争議に関して沖縄での増大しつつある米軍に対する敵対行為に関する情報等があります。
さらに当旅団は世界の現状の情報を続けて提供し対情報活動作戦やUSARPAC統合共同演習の為の兵力保護に対して支援を行います。
また、当旅団は特定されている外国の情報機関、テロリスト、脅威グループ及びその行動に関する対情報データベースを保持しています。このデータベースは在日米陸軍(USARJ)、在日米軍(USFJ)、及び米太平洋陸軍(USARPAC)の情報任務の支援に使われ、それぞれの対情報データベースの開発の為の

 

 

 

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